オランダには遠距離恋愛ビザで入国した話

オランダ生活
この記事は約6分で読めます。

3年前に出会ったハンガリー人の彼と2019年9月から遠距離恋愛をしていました。遠距離恋愛中は何度か会う約束はしていたものの、飛行機がキャンセルになり、残念ながら叶いませんでした。当時ベトナム駐在員事務所で働いていた私は2021年3月退職予定だったのを早めて2020年10月に仕事を辞め、オランダにいる彼に会いに行きました。

きっかけは彼から
お願いだから、仕事辞めてきて欲しい。これ以上は待つのもしんどい。
この言葉に色んな意見があると思います。
実際私も最初言われた時は、「お前が来い、こっちもしんどいわ」って言っちゃったし、好きならもう少し待って欲しいとも思いました。

ただこの言葉から行動しようと思ったから状況が変わったのも事実。
この決断が遅かったら彼とはもう会えなかっただろうし、すぐにオランダで仕事も見つけられなかったと思います。

なんで遠距離恋愛ビザで入国?

2020年10月23日にベトナム→オランダに入国しました。この時はオランダへ入国できるEU以外の国のリストにベトナムは入っていませんでした。なので、ベトナムから直接向かう場合は遠距離恋愛ビザを使うしか方法はありませんでした。

オランダのイミグレーション事務局のINDのサイトを毎日確認してました。
2021年現在、遠距離恋愛中の人もワーホリの人も入国ができなくなってしまったので、早く再開する事を願うばかりです。

ベトナム→日本→オランダという方法も考えたのですが
関西空港に到着しないといけなくて、この時は残念ながらホーチミン→成田または羽田しかありませんでした。もし成田に到着した場合は、地元の四国に行くために2週間東京で隔離した後、行動が可能になります。

そこにお金もかけられず、そしたらそのままオランダに飛ぼう!ということにしました。
彼にも早く会えるからその方が良い!と思いました。

INDにメールを送って搭乗まで

まず上司に辞めたい事を伝えて、たくさん話し合って結果10月末に辞められる事になりました。
(職場には本当に迷惑かけたと思うし、厳しいことも言われましたが、あの時の行動には後悔してません。)

ここからは彼の出番です。私たちの約2年間の付き合いをワードで作り、申請書に記入をし、INDにメールを送ってもらいました。
約一週間くらいで、アドバイスメールが返ってきました。

遠距離恋愛ビザというより、遠距離恋愛している人が入れるようにアドバイスのメールでした。
この返信メールを持っていても必ず入国できるわけではないのでオランダに到着しても入国できない可能性もある、、こんな怖い渡航は初めてです。

飛行機はエミレーツ航空を予約しました。
搭乗2日前に病院で検査をしてもらい、翌日陰性証明書を受け取りました。
鼻から綿棒入れるタイプの検査で、終わったあと、鼻水が止まらない、鼻の奥がずっと違和感があり、ちょっと辛い経験でした。

これで約一年間過ごしてきたベトナムともお別れです。
もうこんな贅沢な暮らしはできないからと、最後は思う存分遊んで、大好きなベトナム料理と日本食を堪能しました。

オランダに旅立つ準備をしている途中でオランダのワーキングホリデーが始まったと知りました。これを聞いて私はすぐに申請しました。
親にも事情を説明して、戸籍抄本と残高証明書を郵送でオランダに送ってもらいました。
もちろん揉めましたが、何度も何度も自分の気持ちを説明して、最後には納得してくれて助けてくれました。本当に感謝しかありません。

ドキドキの搭乗時の事件

この日起こった事は一生忘れません。
2020年10月22日、ベトナムのホーチミン空港には何があっても大丈夫なように3時間前には到着していました。

チェックインする人は少なかったのですが、空いているカウンターの少なさと、一人一人の対応が長すぎるのもあり、たっぷり1時間待ちました。

やっと順番が回ってきたかと思ったら、
レジデンスカードは?持ってないと出国できないよ。

!!??
レジデンスカードとはベトナムで働く人全員が持っている身分証明書のカードです。
空港に来る前に同僚のベトナム人に

「レジデンスカードは会社に置いていってね。」って言われたので持っていませんでした。

入国時にこのカードがいるのはわかるけど、出国時に必要な意味が分からなくて、何とかカウンターでも交渉、セキュリティチェックの人にも交渉。。。。結果無駄でした。

取りに帰るにしても同僚のベトナム人には繋がらず、会社の鍵も持っていないので、絶望でした。
エミレーツのお姉さんには「あと30分でカウンターは閉まるから、申し訳ないけど、次のフライト取った方が良いと思う。」と言われてしまいました。
この時はもう人目も気にせずボロ泣きしてました。家も解約したし、明日には彼に会えると思ってたのに。。。
今幸せな人全員憎いくらい、心が病みました。

そんなボロ泣き中に同僚から折り返しの電話がかかってきました。
パニックで英語でも説明ができないので、エミレーツのお姉さんに、ベトナム語で説明をしてもらいました。
そこで同僚が会社に取りに帰ってから空港まで持ってきてもらえる事に!

エミレーツのお姉さんもなんとか、「何とかあと30分だけ待つようにしてもらいます。これを過ぎたら、乗れません。」

爆走して持ってきてくれたレジデンスカード、、最後には「皆様、本当にありがとうございます。」という気持ちでいっぱいでした。

荷物検査、セキュリティチェックを終わらせ、トイレ行ってゲートまでダッシュし、搭乗完了。
本当に良かった。まじ良かった。
一個隣のインド人が良い人で、この一連の流れをうんうん。って聞いてくれて、
飛行機が飛び立つと、違う席に移動するとき、「ここの3列全部使って良いよ。」って。

最高かよ。

ドバイまでの6時間くらい、快適な空の旅でした。
機内色も美味しかったです。

入国時とやっと会えたー!

オランダのスキポール空港についた時、泣くかな?とか色々想像してたけど、殺伐とした雰囲気で一滴も泣きませんでした。

空港のカウンターではあえてワーホリの事は言わず、「遠距離恋愛の彼に会うために来ました。」と言いました。そっちの方がINDからのメールもあるし、空港の人も話が早いかなと思いました。

結果、3個質問されて、入国できました。

  • 金はあるのか?→銀行残高証明書を見せました。
  • 彼の仕事は?→会社員です。〇〇で働いてます。
  • 滞在先は?→彼の家です。

出国より入国の方がずっと簡単でした。
ゲートを出ると彼が待っていてくれました。約8ヶ月ぶりの再会!

ハグしてキスして、またハグしてました。
お互い泣きはしませんが、本当に嬉しかったです。

家までの道のりは話ても話ても時間が足りないくらい、お互いたくさん話してました。
あの時行動したから、クリスマスもお正月も一緒に過ごせたのだと思います。

タイトルとURLをコピーしました